火の国にて、一期一会

熊本県にある「ゲームコーナーBAMBOO」さんが、 残念なことに2018年1月で閉店するそうです。 実は以前に一度だけ行ったことがあるのですが、 個人的な事情により、探訪記を書く機会を逃していました…。 アーケードゲームへの愛情がにじみ出る、素晴らしいお…

上海パチモノ探索ツアー(2) グレートモーメンツ

上海のオタク街を堪能し、次に向かった場所。 そこには電化品や玩具、日用品など多くの店が軒を連ねていました。 雰囲気としては戦後の闇市のようなスポットで、 関東の人なら上野のアメ横、関西の人なら神戸元町高架下(モトコ―)を思い浮かべてもらえれば…

上海パチモノ探索ツアー(1) 真的武勇

リュウや悟空や亀忍者たちが夢のバトルを繰り広げる対戦格闘。 数百本のゲームがたった1本だけですべて遊べてしまうカートリッジ…。 そんなあり得るはずのない存在が、どういうわけかこの世には実在しています。 その正体とは、中国や韓国、タイなどのアジ…

愛すべきバカを再び求めて

セガが90年代中盤にリリースしたレースゲーム「クールライダース」。 マイナーではありますが、自分にとっては忘れられない心の名作の1つです。一応は「アウトラン」シリーズの系譜に名を連ねるこの作品。 特徴は、既に3Dポリゴン全盛だった時代に実写取り…

「あそぶ!ゲーム展」に行ってきました

埼玉県は川口市で行われている「あそぶ!ゲーム展」に行ってきました。 3回に分けてのシリーズイベントということで、 2016年2月末まで行われている第1回は、「デジタルゲームの夜明け」という副題が付いています。 展示されているのは、ビデオゲームの創…

いまさら「HELLSING」少佐の演説をファミコンで改変してみる

ずっと前から気になっていたのに未読だった「HELLSING」を、先日まとめ買いして読みまして。 いやぁ、ケレン味溢れるセリフ回しと作画が、もう理屈抜きで格好良い! 特に、敵組織のリーダーである“少佐”の演説シーンは圧巻。 「諸君、私は戦争が好きだ」から…

聖地巡礼!鹿児島・指宿いわさきホテル探訪(2)

“レトロアーケードゲームの聖地”と呼ばれる、 鹿児島・指宿いわさきホテルのゲームコーナー。 前回は80年代の体感ゲーム機中心に紹介してきましたが、今回はまずエレメカからチェックしていきます。 ひときわ目立つマシンといえば、やはりコレでしょう。 ナ…

聖地巡礼!鹿児島・指宿いわさきホテル探訪(1)

その事柄に興味を持ったなら、一度は絶対に行ってみたいと願う場所。 人はそれを“聖地”と呼びます。 レトロアーケードゲーム機を探す、なんて端っこすぎる趣味にも 実は“聖地”と呼べる場所がいくつかありまして。 そのうちの1つが、鹿児島は指宿にある「指…

90年代後半の滋賀のゲーセン風景

先日、たまたま90年代後半の、滋賀県の地域ガイドを見つけまして。 その中に、少々ですがゲーセンが掲載されてました。 載っていたのは4店。 今見ると、もはや存在しない店やら 触った記憶はあるけど正体が分からない筺体などが載っていて なかなか興味深か…

霊峰に遺るゲームを求め、生駒山上遊園地へ(1)

大阪府と奈良県の県境にある、生駒山。 その山頂には80年以上の歴史を誇る「生駒山上遊園地」があります。 一時は「スカイランドいこま」とも呼ばれていましたが、 ともあれ関西在住の人間であれば、行ったことはなくとも名前は必ず知っている、 というくら…

霊峰に遺るゲームを求め、生駒山上遊園地へ(2)

奈良県は生駒山上遊園地の探索、続きです。 ここまで6つあるゲームコーナーのうち、3つを回ってきました。生駒山上遊園地は、山の上という場所柄 関西の各テレビ局の電波塔が、遊園地内にあるのも特徴的です。 そんな電波塔に近い位置にも、ゲームコーナー…

消えた京都・河原町のゲーセンたちは今

京都・河原町にあるナムコの直営店 「ワンダータワー京都」が2014年2月で残念ながら閉店するそうです。 1996年にこの店舗が開店した頃、河原町周辺はゲーセンがひしめき合う繁華街でした。 ビデオゲームはほとんどが1プレイ50円、 店が多い分、見たことも…

奥和歌浦・雑賀崎に眠るレトロゲームの深淵(2)

昭和の香りを色濃く残す観光地、和歌山県の雑賀崎。 そこには、突入難易度がおそろしく高いレトロゲームスポットがあります。 その名は「観光ホテル旅館 七津別館七洋園」。 理由は、外観を見てもらえば一発で分かるでしょう。 …たまたま従業員さんが見えた…

奥和歌浦・雑賀崎に眠るレトロゲームの深淵(1)

和歌山県の中心、和歌山市の南西にある観光地・和歌浦。 戦前から1960年代までは新婚旅行の定番スポットとして人気があり、 多くのホテルや旅館が存在していたそうです。 しかし現在は、その栄華は見る影もなく。 宿泊施設などは廃業が相次ぎ、しかも建物は…

大阪南端の楽園・みさき公園へ(3)

みさき公園のレトロアーケードゲーム探索、 ここまで「ワイルドパイロット」や「ギャラクティックストーム」をはじめ 今や動いていること自体が奇跡なマシンたちと再訪できたわけですが、 まだ終わりではありません。 最後は観覧車近くのゲームコーナーを覗…

大阪南端の楽園・みさき公園へ(1)

さて、いきなりですが。 このご時世にジャレコのシューティングを巻頭特集するという 我が道を行きまくりのシューティングゲーム専門誌 「シューティングゲームサイドVol.8」は、すでに読まれましたでしょうか?シューティングゲームサイド Vol.8 (GAMESIDE …

大阪南端の楽園・みさき公園へ(2)

みさき公園探索、続きです。 前回は園内で一番大きいと思われるゲームコーナー 「カーニバルコーナー」の1階をチェックしましたが、ここは3階建て。 2階には別のアトラクションが入っており、 また3階まで行くと、別のゲームコーナーが待っているのです…

岐阜・愛知レトロアーケード探索記(6) 岐阜県某所・後編

岐阜県のとある温泉旅館からお送りする、 既に閉鎖されたゲームコーナーの光景。 前回はテーブル筺体群をチェックしましたが、まだ終わりません。 他にもマシンは設置されていました。テーブル筺体群の反対側には、ライド型マシンやプライズ、 そしてアップ…

岐阜・愛知レトロアーケード探索記(5) 岐阜県某所・前編

タレコミを頼りにやってきた、とある岐阜県内の温泉旅館。 結論から言えば、事前情報通り。 すでにゲームコーナーは、閉鎖済みでした。 従業員さんに話を聞くと「ほとんどのマシンが壊れてしまったから」とのこと。残念です…。 ただし筺体などはそのまま残さ…

岐阜・愛知レトロアーケード探索記(4) 恵那峡ワンダーランド

高山から中部縦貫道を抜け、東海北陸道、東海環状道と乗り継ぎ、 中央自動車道からは、とにかく東へ。 目指すは峡谷と温泉の地・恵那に広がる巨大遊園地 「恵那峡ワンダーランド」です。 2000年に一度は閉鎖されながらも、不死鳥のごとく復活し、現在に至る…

岐阜・愛知レトロアーケード探索記(3) 奥飛騨・平湯〜高山

1日目、最後の目的地。 愛知・犬山の日本ゲーム博物館から車で3時間以上走って向かった先は… 岐阜県の奥飛騨・平湯温泉です。 何故ここを選んだのか。理由は単純明快です。 温泉街のホテルや旅館にはゲームコーナーがある →山奥の温泉街なら、レトロなゲー…

岐阜・愛知レトロアーケード探索記(2) 日本ゲーム博物館

養老ランドを後にし、いったん岐阜を脱出。 向かうのは愛知・犬山市の「日本ゲーム博物館」です。 「日本ピンボール博物館」としてオープンした施設がリニューアルし、 ピンボールだけでなくアーケードゲーム全般を取り扱うようになった、この博物館。 その…

岐阜・愛知レトロアーケード探索記(1) 養老ランド

ずいぶんと、こちらを放置してしまいました。 なので久々に書きますよ。 今年(2013年)4月に行っていた レトロアーケードゲームの探索記でも残そうかと思います。 色々回ったので、何回かに分けて上げていきますよー。 思い立ったきっかけは、1台の体感ゲ…

海外製ボードゲームをゲーム機で楽しむ

海外製ボードゲーム。 ドイツゲームとか、ヨーロピアンゲームとか呼ばれることもありますが 要は海外で生まれた、アナログのボードゲームの総称です。 日本でも有名なところだと、アメリカ生まれの「モノポリー」なんかがありますね。 ヨーロッパ圏では家族…

ゲームコーナー ミッキー探訪

所要で神保町に行ったついでに「ゲームコーナー ミッキー」へ足を伸ばしました。 地下鉄の神保町駅から歩いて3分程。 この入りにくそうな雰囲気には初見だと躊躇してしまいますが、 中に入ってしまえば、そこはゲームコーナーという名に思わず納得してしま…

大型筐体クロニクルその5 「早押しクイズ グランドチャンピオン大会」

TVを見るとクイズ番組はなかなか多いものの、どれも芸能人が回答者なものばかり。 視聴者参加モノって、今では「アタック25」くらいしか無い気がします。 「自分も参加してみたい!」って思いは、クイズ番組に無くてはならないものだと思うんですけどね。そ…

GAMESIDE Vol.22 発売中

GAMESIDE(ゲームサイド) 2010年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: マイクロマガジン社発売日: 2010/01/04メディア: 雑誌 クリック: 6回この商品を含むブログ (5件) を見る今回のゲームサイドはカプコンのファミコン特集。 自分も「ソンソン」「仮面の忍者 花丸…

大型筐体クロニクルその4 「セニョール ニッポン!」

あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 今年は大型筐体に数多く出会えればいいなぁと思います。 具体的には「ギャラクシーフォースII」のデラックス筐体とかに! ……え? もう日本では一台も稼動してないの?(未確認情報) さて201…

大型筐体クロニクルその3 「アフターバーナーII」

第3回は「アフターバーナーII」(セガ・1987年)。 戦闘機のドッグファイトを再現した、セガ体感ゲームの黄金期を支える名機ですね。 写真のものは一番普及したと思われる、左右にだけ揺れるシングルクレイドルタイプですが この他に座席へすっぽりと入り込…

ニチブツ・アーリーコレクション

http://www.amusement-center.com/project/egg/special/package_nichibutsuec/プロジェクトEGGのみでの販売で、500本限定。 むぅぅ…これがファミコン版じゃなくてアーケード版詰め合わせなら迷うことなく行ったんだけど。 とはいえ、現状は資料画像と音楽CD…